今朝起きたら「中田契約破棄、退団」の記事を見て驚いた。
若干混乱したが、今回はこの件について現在何も記事が出ていないが勝手に考察したいと思う。
1つ言える事は
巨人でも他球団でも「不必要」な存在から一気に争奪戦へと発展した事。面白い。
選手を飼い殺ししない球団。過去の巨人とはもう違う
今回の中田の退団。簡単に言えば「自らノンテンダー」だ。
これにはかなりの話し合いがあっただろう。結果的に「漢、中田」の称号をゲットした。勝手な憶測にはなるが、巨人サイドは「来年はレギュラーでは使えない。基本代打、誰かが怪我した時にスタメン。」が基本線だっただろう。岡本をファースト、坂本をサードで使うと明言した今、中田レフトはほぼありえない。まず動けない。
岡本は嫌いだが巨人の顔、4番の守備をころころ変えるのはよろしくない。全員に言える事なのだが、守備位置は基本固定するのが良いに決まっている。
坂本を外野にする以外、中田の生きる道はもう巨人には無い。
しかし本人は巨人に来てから手ごたえもあっただろう。実際中田には何度も助けられている。正直必要。
ネックは3点、年齢・年棒・素行。風化してきたとは思うがやはり日ハム時代の横暴はまだ忘れられてはいない。
そして34歳3億円。去年オフになぜ3億×3年になったのかは謎。日ハムから無償トレードで来る際に何かしらの約定があったのではないかとしか思えない。
そして結果的にこの金額が、どの球団をも敬遠させる事になる。欲しい球団はたくさんあると思う。年齢は少々ネックだが、ファースト守備は一級品、3割は打てないが30本は打てる。中日・ロッテ・ソフトバンク・楽天・横浜。きっと欲しいだろう。
しかし3億となると話は変わってくる。印象も良い選手ではない。FA宣言しても手を上げる球団はなかなか出てこないだろう。
そこで自由契約だ。数年前の村田を思い出させる。村田が獲得されなかったのもあったのか、中田に自ら破棄したという体を巨人は与えたのではないだろうか。
山川がこんな状況で満を持して宣言をした今、中田には逆風ではなく追い風が吹いた。年棒は下がり人的補償の無い中田は、今回のストーブリーグで最も熱い補強候補に躍り出た。
今回の「オプトアウト破棄」は中田と巨人側の素晴らしい話し合いの結果だと予想する。
若手の成長、そして今いる若手を殺さない為、中田の活躍の場、それらを全て考えた素晴らしい決断。勝手な憶測ではあるが、ここ数年の巨人は本当に素晴らしい。常勝軍団とはもうならないだろうが、素晴らしい人気球団になるだろう。今回の判断はとても素晴らしい。
ロッテジャイアンツか
中田争奪戦が始まる。中日・ロッテは確実だろう。ここに他の球団が参入するかどうか。
個人的にはロッテへ行って欲しい。ロッテファンはあのポランコを神扱いしてくれる。元巨人の選手が多いロッテを私も応援してしまう。なるべくならロッテへ行って欲しい。
中日は・・・。あの立浪とうまくやれる先が見えない(笑)
正直もったいない。だが栗山監督が原に頼んだ結果、中田の活躍の場とクリーン作戦は成功したのではないだろうか。
中田、2年間有難う。大嫌いな選手だったが、巨人に来た瞬間なぜか好きになった。巨人ファンはとてもちょろい。
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