こんにちは。阪神が日本一を達成。よってプロ野球の全日程が終了。巨人ファンの皆さん、今年もお疲れさまでした。
前回、阪神が優勝したのはたしか1985年。私は産まれていたが、うっすらとしか記憶には無い。
あえて調べずに記憶だけを頼りに書くと、1番真弓、3番掛布、4番バース、5番岡田。そしてキャッチャーに木戸。エースは当時キーオだったのか?まだ幼少期だったので本当にうっすらとしか記憶にないのだが、こんな感じのメンツだった気がする。
槇原が3者連続ホームランを打たれたのもこの年だったのだろうか。このブログを書き終わったら少し調べてみようと思う。
投手陣は完璧と言ってもいい
今年の阪神を振り返ってみると、本当に強いチームだった。たしか戦績は「6勝18敗1分け」。完膚なきまでにやられた。ハッキリ言って勝てる気もしなかったし、とにかく打てる気がしなかった。お見事以外の言葉が出ない。
新人王確定の村上。抜群のコントロールに急速+10kmに見える伸びのあるストレート。MVPと言ってもいい。ウチにくれ。
そして大竹耕太郎。元々コントロールピッチャーなのだが、肝心のコントロールがソフトバンクで乱れてしまっていた。しかし今年は与四球12の与死球3。エグい、エグすぎる。若い頃の和田を彷彿させるような素晴らしい投球だった。
個人的には桐敷が良かった。先発が充実しているので中継ぎだが、他のチームなら確実にローテ間違いなし。巨人戦で初先発してやられた。泣きたい。
そして巨人が一番苦手とする伊藤ちゃん、やはり今年も打てなかった。来年は巨人戦に登板しないでくれ。やけ酒の量が増えてしまう。
才木に西純、ちょっと今年は良くなかったが青柳、来年からかなり厳しそうだが西勇。おい、先発充実しすぎじゃね?
これに高橋遥人が加わってくる。当面投手王国として下位に沈む事は無いだろう。
中継ぎも満遍なく良く、ピッチャーに関しては全くと言っていいほど穴がない。馬場すらも良い。ビーズリー、ケラーも良い。敗戦処理がいないチーム。怖すぎる。
近本中野の並びが最強
私の推し、吉川尚樹はきっと今年もゴールデングラブを取れないだろう。中野、許さんぞ。
近本は本当に素晴らしい選手だ。ドラフト時に「1位近本ってwwwwwプププwwww」とか思った奴、そこに並べ。もちろん私も並ぶ。
ここ数年、2番バッターに強打者を置く事が主流になっていたが、そもそも本来2番は「繋げる」事ができる打者が好ましい。現時点の巨人では私の中ではやはり坂本勇人がふさわしいと思うのだが、3,5番適任者が不在の為後半戦は門脇が2番になっていた。結果的にこれが良かった。
阪神も近本ー中野の並びが実に美しい。来年の巨人はこの1,2番に誰が座るのだろうか。浅野ー門脇になるのだろうか、それとも吉川ー門脇になるのだろうか。ここは全くもって現時点では予測できない。
個人的にはやはり吉川は1番に座ってもらいたい。そしておそらくほとんどの巨人ファンはそう思っているだろう。しかし吉川君。君は何かと雑さが目立つ。守備の送球、そして「ここ!」という場面での内野ポップフライ。なんとしてもこの2点だけは直してほしい。守備に関して文句を言う奴は誰一人いないだろう。範囲は天下一品だ。だから送球は一旦態勢を整えてからでいい。それでセーフになってもだれも文句は言わない。
打線に疑問はあるが繋がりがとにかく良い
今年の日本シリーズ、第5戦の満塁策も結構叩かれているのを見たが、その前にワゲスパ投入が一番の疑問だろう。そして最終戦のゲッツー崩れで宮城を変えた時点で阪神の優勝は見えたと思っている。
中嶋監督は名将と言えるだろう。定期的にオリックス戦を見ているわけではないのでかなり偏見にはなってしまうのだが、よくこのメンバーで3連覇できているなと本当に思う。廣岡を普通に使っているのを見て本当に思う。
しかし名将は策にも溺れがち、日本シリーズは中嶋の策が裏目に出た場面が結構あった。結果的に宮城を変えていなくても優勝したのだろうが、比嘉は打たれるフラグが完全にあの場面で立っていたと思う。山本のメジャー行きがすでに決まっていたんだから、時期エースの宮城を信じる場面だったと思う。内容は全く悪くなかった。
そしてやはりチャンスをものにした阪神、今年は本当にここぞの場面で良く繋がっていた。素晴らしいとしか言いようがない。
サトテルやノイジー、個々の疑問はたくさんあると思うがとにかく強かった。
巨人の来年について
ウォーカーがトレードになった。これは語りたい事があるので次回書く事にしようと思う。
巨人の課題はやはり中継ぎ。ここの整地は第一優先。鍬原の戦力外は1年早い気がするが、仕方がない。
来年こそしっかりとした勝ちパターンを形成して欲しい所だ。これからの補強やキャンプでの若手の成長によって変わってくるだろうが、現時点では「バルドナード・中川・大勢」がまず第一候補になるのだろうか。
阿部監督は「先発候補もまずガンガン中で使って結果出してから」みたいな事を言っていたという記事を見たような気がする。今年は少し若手を大事に使いすぎた感は否めない。
例えば松井颯。本来のコントロールが戻ればもちろんローテーション候補にはなるのだろうが、中継ぎの適正も感じる。
ただ、巨人お得意の「みんな揃いも揃ってメンタルが弱い」状態になっている。高橋優みたいにオドオドして投げてほしくない。初先発で堂々と勝利を掴んだあの投球を忘れずに、怖がらず腕を振り切って欲しい。
そして高橋も然り。持っているものは一流。まぐれで前半のみで10勝はできない。良い時のスクリューはマジで魔球。来年こそなんとか「荒れ球」程度になって欲しい。
そして直江。今年最初のストレートは痺れた。8回の男は直江だ!とも思えた。雰囲気でしか言えないのだが、全盛期の河原のようなストレートの伸びを感じた。
残念ながら鍬原は戦力外となってしまったが、去年の4月のビタビタとは言えないがインに堂々とストレートを投げ込めていたのは本当に良かった。そしてシンカー。戸郷のフォークのような、カウントも取れる決め球だった。惜しい。惜しすぎる。
田中のトヨキン、鍵谷は戦力外で納得。もう鍵谷はストレートも棒球になっていた。
Kー鈴木、なぜか一瞬火消し適正が付いたのはプラス。たまたまなのかもしれないが、本人も火消しに関しては自信を少し持てたのではないだろうか。スライダーで全くカウント取れないのは残念。そら打たれる。
兎にも角にも阪神おめでとう。来年も伊藤にやられるのは目に見えているが、少しでも戦えるように頑張って欲しい。
コメント
コメント一覧 (2件)
1番真弓、3番掛布、4番バース、5番岡田って、黄金時代ですよねー。
色々調べてみるとピッチャー陣は良くなかったみたいですね。それを上回る攻撃力だったのでしょう!